• 連れてってもらえる話♪

◆アジサイ(紫陽花)◆

梅雨時期、シトシト雨の中に咲くアジサイ(紫陽花)が元気いっぱいです。毎年のように新種が生まれるアジサイは、フラワーショップなどをチェックして珍しいアジサイを探してみるのも楽しいですね。

◇原産国は日本◇

今では世界中で2000種類以上のアジサイ(紫陽花)。日本古来の『ガクアジサイ』は、ヨーロッパに渡り品種改良されたアジサイの原種です。逆輸入されてからは『西洋アジサイ』と呼ばれ日本でも品種改良が進み100種類以上が誕生しています。

『ガクアジサイ』

中心にある小さなつぼみのような部分が「真花」と呼ばれる花で、花びらだと思う部分はガクが成長したもので「装飾花」と呼ばれています。「真花」を囲む「装飾花」が額縁のように見えることから『ガクアジサイ』と名付けられました。
◆主張し過ぎない自然な雰囲気がいいですね。
 

『ヤマアジサイ』

ガクアジサイとの区別が分かりにくいです。見分け方を調べてみましたが難しいです。
『ガクアジサイ』は、うぶ毛が少ない・葉が厚めでやや光沢がある・背丈が高い
『ヤマアジサイ』は、うぶ毛が多い・葉が薄めで、光沢がない・背丈が低め
◆はて?画像のアジサイはガクアジサイでしょうか。
 

『アナベル』

西洋アジサイの品種で、白い小さな「装飾花」が隙間なく成長し、こんもり可愛いアジサイ。つぼみの時は黄緑色で、徐々に白くなります。
◆色鮮やかなアジサイの中でも目を引き、洋風の家にも合いますね。
 

『カシワバアジサイ』

「装飾花」がギュギューと集まり横向きに、重みでやや垂れ下り⁈
◆これはカシワバアジサイだろうか(笑)ふわふわ感があり、なんだか花嫁やウエディングドレスを思わされます。
 

『ハイドランジア(西洋アジサイ)』

ガクアジサイが品種親で、花がすべて「装飾花」こんもり丸く手毬のようなアジサイ。日本の庭に合う花木です。
◆色鮮やかでもあり、品種を選んで洋風や和風…と楽しめますね。
 

◇花言葉◇

アジサイには様々な色、種類があり花言葉もたくさんあります。

・根から成分によって咲いている間にも色が変わる事から「移り気」「浮気」「「変節」

・小さな花が咲いているように見える事から「和気あいあい」「家族」「団欒」

・ピンク色のアジサイは「元気な女性」「強い愛情」

・青い色のアジサイは「冷淡」「無情」「辛抱強い愛情」
 

◇身近な所から…◇

身近な公園や民家などに咲くアジサイ(紫陽花)は千差万別。梅雨時期の雨の中で、美しさを保つアジサイ。

少し足を止めて鑑賞してみると、ジメジメする気持ちも心も明るくなります。