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今さら聞けない「熨斗(のし)」のマナー

贈り物をする際、失礼のないようにマナーには気を付けたいところ。
たこ昌でも細心の注意を払って準備をしています。

そこで、熨斗について調べてまとめてみました。

参考ページ:https://www.asoview.com/note/2529/
https://www.alon-alon.org/column/detail51.html#ttl2

のし・のし掛けとは?

のしとは、結婚式の内祝いなどフォーマルな贈り物のシーンで添えられる飾りのことを指しています。

のし紙自体が「のし」と思われがちですが、

正確には「のし」はのし紙の中央右上にある飾りのことを指しています。

 

「掛け紙」の上に「水引」と「のし」を添えていましたが、

近年は簡易化が進み、紙面に「水引」と「のし」のデザインが印刷されることがほとんどとなりました。

 

もちろん、贈り物にのしは必須というわけではありません。

かわいいラッピングや素敵な包装紙で包んでもOK!

しかし、日本では、贈り物の伝統的な包装方法としての歴史がありますので、

目上の方への贈り物やフォーマルな場では、ぜひのし掛けを。

のし紙の構成

のし紙は、「のし(熨斗)」「水引」「表書き」「名入れ」の4つからできています。

熨斗(のし)

のしはもともと鮑を薄く熨して作る「鮑のし」から始まっています。

鮑は長寿を示す縁起物とされており

神事などで奉納される際に贈答品に添えられていたとされています。

 

のしはお祝い事にしか使用しないため、

お葬式や法事のお供えの品物にはのしの印刷がないかけ紙が使われます。

 

水引(みずひき)

水引とは、のし紙の中央にある紐のことです。

 

結び方

結び方は、大きく分けて2つ。

 

蝶結び

蝶結びは何度も結び直すことができることから「何度もあってほしいもの」に使います。

一般的なご祝儀やお礼などお祝いごと全般で使います。

しかし、何度もあってほしいことに使うため弔事やお見舞いや婚礼などで使用するのはNGです。

 

結び切り

結び切りは固く結ばれ、ほどくことが難しい結び方です。

人生において「一度きりであるべきこと」や「二度と繰り返すべきでないこと」を表現しているため

弔事やお見舞いや婚礼などで使用します。

 

※あわじ結びについて※

あわじ結びは「結び切り」と同じおなじく解くのが難しい結び方です。

そのため、同様に弔事や婚礼などで使用することができます。

関西以西では祝い事全般で広く使用されています。

 

紐の色

慶事:紅白

結婚式などの主におめでたい場は、一般的に紅白の水引を使うことが主になっています。

紅白以外であると赤金・金銀なども使用されます。

 

弔事:黒白

主に葬儀で使用される水引は黒白となっています。

基本的には全国同様に使用されます。

 

弔事:黄白

法事、法要などで特定の地域で用います。

主に関西地域で使用するとされていますが、地域により細かい使い分けがあります。

 

地域による風習の違いに注意が必要です!

 

表書き

表書きとはのし紙の上段に書く、贈り物の目的に関する記載のことを指します。

記載する場合はのしや水引にかぶらないように気をつけましょう。

 

名入れ

名入れとはのし紙水引の下に名前を記載することです。

ここに記載するのは贈り主の名前を記載します。

職場などの場合は年齢や職位が上の方を右から順に書いていきます。

ご夫婦など男女連名の場合は、男性が右・女性は左です。

特に順位が無い関係の場合は、五十音順に記入していきます。

また、連名できる人数は、3人までが一般的です。

関係者があまり多くなる場合は「◯◯一同」や「有志一同」などまとめて記載する場合もあります。

 

内のし、外のしの違い

内のし・外のしの使い分けには厳密な決まりはありません。

ただし、状況によってより適切な方を選ぶようにしましょう。

 

内のし

「内のし」とは品物に直接のし紙をかけ、包装紙で包むことをいいます。

たこ昌では、通販サイトでご購入いただいたものを宅配でお届けするため、「外のし」では汚れてしまう恐れがあります。

一般的にも内のしを選ぶ方が多いです。

 

また、内のしは内祝いの品にも適しています。

内祝いは、もともと「自分に祝い事があったのでお裾分けします」という意味でした。

現在では「お祝いをいただいたお返し」といった捉え方が一般的でありますが、

相手の慶事をお祝いする贈答品ではないため、控えめな表現にとどめる内のしが内祝いには適しています。

 

外のし

「外のし」とは品物を包装紙で包んでからのし紙をかけることをいいます。

外のしは、贈り物の目的や贈り手がひと目でわかるため、贈り物を持参するときに選ぶとよいでしょう。

 

短冊熨斗

たこ昌では、お中元やお歳暮などで短冊熨斗を使用しています。

短冊熨斗でもマナー違反ではありませんし、失礼にあたるということではありません。

もちろん名入れも可能ですので、ご要望がありましたらコメント欄にてお伝えください♪

ぜひご相談ください♪

この場合はこの熨斗で大丈夫?と不安になったときは、ご注文時にぜひご相談ください。

ご注文の最後のページにコメント欄もございますので、ぜひご利用ください。

皆様からのご注文お待ちしております♪

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