- 関西空港店
5/16(火)放送のほっと関西(NHK)で、廃食油などを原料とする航空機の代替燃料、「SAF」を生産するための設備が大阪・堺市に建設されることになり、16日、起工式が開かれた。というニュースが放送されていました。
国内でSAFの量産のための設備が建設されるのは初めての事だそうです。
航空機の二酸化炭素排出量は鉄道のおよそ5.7倍だそうです。
廃食油などを原料とする航空機の代替燃料、「SAF」は、航空業界にとっての救世主になりそうです。
SNFとは・持続可能な航空燃料の略です。調理で使われた油や廃棄物、それに植物や藻類などが原料で、従来の燃料と比べて二酸化炭素の排出量を80%程度減らせるとされ国は、2030年までに国内の航空会社が使う燃料の10%をSAFに置き換える目標を掲げています。
たこ昌 関西空港店では、去年の12月からたこ焼きや鶏のから揚げなどに使った油を、毎月およそ30リットル回収してもらっていて、SAFの生産が始まった際には役立ててほしいと考えています。
「たこ昌関西空港店」の西峰昴宏 店長は「以前は廃棄していた油が、まわりまわって何かの飛行機のためになるいい取り組みだと思うので、これからも力添えしていきたい」
使用済み食用油の回収を取り巻く状況はここ数年で大きく変わったといいます。
かつては多くの回収業者が飲食店などから代金をもらって引き取っていましたが需要の高まりに伴って、今では回収業者が逆に代金を支払って買い取るケースが増えているということです。
「使用済み食用油はゴミではなく日本国内の少ないエネルギー資源」
安価なSAFを入手するためにも、原料調達からSAFの供給までのサプライチェーンを強化していく必要があり、各事業者が連携して取り組むことが大きなポイントになるとお話がありました。
使用済み食用油が航空燃料になるとは!!今まで捨てていたものが役に立って、更に環境にも優しい。とっても素敵なニュースだと思いました。上手に回収し燃料にしていく仕組み作りが大切だと思います。
出典引用:関西 NEWS WEB 堺 航空機の代替燃料SAF量産へ設備起工式 廃食油など原料