突然ですが、皆さんは「たこ焼」と「たこ焼き」、文字としてどちらが違和感ないですか?もしくは、どちらも違和感ないですか…?弊社社長に「たこ焼は名詞だから、送り仮名の”き”はいらないよ~!」と言われ、驚きました。気になって検索してみるとこんなふうに書かれていました。
調べていくと文化庁のHPにたどり着きました😳(なんか大げさな話になってきた…)送り仮名には「通則」と呼ばれるものが決められており、「名詞には送り仮名を付けない」とか、「副詞・連体詞・接続詞は最後の音節を送る」とかややこしいことがいっぱい書いてあります💦そしてなぜ、どちらでも間違いではないのか?お伝えします。
「通則」の中で“たこ焼き”という名詞に該当する部分をかいつまんで見ていきます。
「名の付け方」の通則6(複合語の送り仮名)では、複合語の送り仮名は、個々の語の送り仮名に準ずることが示されています。そのため、「たこ焼き」は「たこ・焼き」とわけて考えることになります。ですが、通則4に「読み間違える恐れのない場合には送り仮名を省くことができる」とあることから「焼」は許容される表記となります。
よって、「たこ焼」でも「たこ焼き」でも間違っていない、ということになります😆
乗り換え(=乗換え・乗換)引き換え(=引換え・引換)申し込み(=申込み・申込)なども「読み間違える恐れのない場合には送り仮名を省くことができる」に該当するため、カッコ内のように送り仮名を省くことができるそうです❗
また、「九谷焼」「博多織」のような伝統工芸品の場合は、通則7により、慣用にしたがって送らないことになります。
日本語って難しいですね💦
そこで、大阪のたこ焼屋さんは「たこ焼」「たこ焼き」どちらの表記がメジャーなのか?気になって調査してみました😆「大阪 たこ焼き 有名」などのワードでネット検索して、お店のHPのメニューの表記で確認しました。
計20店舗を調査した結果、
「たこ焼」表記のお店…10店舗、「たこ焼き」表記のお店…9店舗、「たこやき」表記のお店…1店舗
という結果になりました🐙🐙🐙まさかのひらがな表記もありましたが(笑)特に偏りのない結果になりました。どちらも不正解ではない、となるとこの結果も当然といえるかもしれませんね。
ちなみに、たこ昌は「たこ焼」です😆🐙😆🐙
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